今回、紹介するNFTクリエイターさんはくてこさん。
くてこさんは積極的にNFTクリエイター活動されており、次々と新しい企画を立ち上げています。
アート性の高さを感じる印象的な作品をうみだす素晴らしいクリエイターさんです。
NFTアート クリエイターズ 「くてこ(Kuteko)」さん
遂に!シラタニさんとのコラボです🎊✨
— くてこ@毎週/金/20:30〜スペース✨旧名:黒い天秤 (@kuro198906) January 25, 2023
『KUTEKO WORLD』×『KPGIRLS』
オークション&固定価格
・CV/中村いるま
『White Russian』オークション
・LIST.1/27(金)20:30〜
・END.1/29(日)23 :59〆
・Price0.04ETH〜/1枚
『Black Russian』固定価格
・Price0.03ETH/5枚
Bit特典&販売URLはリプから✨↓↓ pic.twitter.com/ZTSPiZS6tv
『KUTEKO FOOD』collection始めました!狂気の料理人くてこが作った料理や食べ物がNFTで販売されてます🍴
— くてこ@毎週/金/20:30〜スペース✨旧名:黒い天秤 (@kuro198906) January 29, 2023
Price0.003〜0.004ETH程ですので魅力的に思っていただきましたらお気軽にお迎えください!🍜🥮🍫🍬🍪🍤✨
■OpenSea/販売ページ↓↓https://t.co/RQfU2PHZ47 pic.twitter.com/7aGNPVuIVn
「くてこ(Kuteko)」さんのNFTアートコレクション
「KUTEKO.WORLD」
- items : 8
- owners : 8
- floor price : 0.01
- total volume : 0.185ETH
(2023年2月時点)
コレクションのコンセプトは「クリエーターくてこの好き&ブラック要素を詰め込んだ世界! コレクションが続く限り拡張され進化し続ける」
「くてこ(Kuteko)」さんにインタビュー
それぞれの単語の頭文字をとりました
くてこさん、よろしくおねがいします!
さっそくですが、「くてこ」という名前の由来はなんですか?
元々は黒い天秤のある公園という名前で活動していたのですが、長いのでそれぞれの単語の頭文字をとって『くてこ』に改名させていただきました。
そういう理由なんですね。
なぜ、くてこという名前に変わったのかなって思っていたので、スッキリしました(笑)
他のクリエイターさんのインタビューでも思いましたが、名前のつけ方はクリエイターさんの性格が出るような気がしますね。
NFTクリエイターとして活動をスタートした、きっかけを教えてください。
最初はTwitterに自分の描いたオリジナルイラストをあげるだけの活動をしていたのですが、フォロワー様からNFTイラスト教えてもらったことがきっかけでNFTクリエイターとして活動するようになりました。
スマホ一台で制作、主線/色塗り等全て指一本で描いています
どのような作業環境で作品を制作していますか?
作業環境は、なんとスマホ一台で制作しております!
えっ、スマホ一台で制作ってすごい!
どんな手順でスマホを使って描いているのですか?
線の下描きだけアナログで描いており、下描きをスマホに読み込んだあとは、主線/色塗り等全て指一本で描いております。
ですので、手描きの暖かみある絵になっていると思います。
最初はアナログで下絵をつくるとはいえ、指一本で描くのは、すごく手間ですよね。
でも、その工程の積み重ねが、くてこさん独特のアナログ感がある暖かみに繋がっているのだなと納得しました。
ポップ&ダークというテーマ
現在の作風になったのは、どういう経緯ですか?
作風は今まで迷走していたのですが、絵の軸となる部分ができてからは、統一されてきて現在の作風になりました。
ポップ&ダークというテーマを決めたのが凄く影響していると思います。
世界観ごと1から構築していくコレクション
「くてこワールド」というNFTプロジェクトを立ち上げた理由はなんですか?
前から単体のイラストのみに囚われないcollectionをやってみたいと思っており、考えた結果…
世界観ごと1から構築していくコレクションって面白いんじゃないかと考えつきました。
イラストのみに囚われないコレクションという発想がクリエイターの枠を超えていますね。
また、世界ごと構築してしまえば極端な話、ワールド内にレコード会社の設定を作って、会社のコンセプトアート/キャラクターなどを追加展開できれば、その会社からでたCDという形でジャケット付きの音楽NFTも販売できるので、縛りがなく自由で進化しつづける『くてこワールド』というプロジェクトcollection が立ち上げられたと思います。
たしかに世界観が構築されれば、いろいろな展開が可能ですね。
音楽NFTも少しづつ普及してきているので、このようなアプローチは面白い展開につながるかもです。
小悪魔ちっくな見た目の娘が不憫な目にあっていたらキュンとする
「くてこワールド」には設定があるとのことですが、どのような設定ですか?
軸となる設定がブラック&クリエイターくてこの好きを詰め込んだ世界観ですので、最初の主人公『小悪魔くろこ』ちゃんは、ブラック要素としてブラック企業で働く設定にしました。
収録ボイスも店長が過労死したなど少しダークでブラック企業な表現を含ませてあります。
なかなかのブラック要素ですね(笑)
上に「小悪魔くろこ」ちゃんのボイス付きバージョンを掲載しているので、みなさんも聞いてください。
店長の次は…
うーん、ブラックすぎる。
ビジュアルは完全に、くてこの好きを詰め込んだ感じで小悪魔ちっくな見た目の娘が不憫な目にあっていたらキュンとするという理由だけで現在のビジュアルになりました (笑)
見た目とのギャップから、キュンとしちゃいますね。
希望も幸福も嫌いで光がない
第2主人公の『黒制服ちゃん』はブラックな要素として心に病みをもたせました。
ただの病みではなく達観した病みを表現したかったので、人間を愚かで無能と考えさせ、希望も幸福も嫌いなキャラ設定にしました。
その結果、このキャラクターは希望も幸福も嫌いで光がないので目的に対して躊躇なく行動でき(失うものがないから)、自分が嫌がらせを受けてもどうせ人なんてこんなもんだと考え、どこか他人行儀(第三者目線で自分をみれる)で達観した病んだ考えのキャラクターが設定どおり完成しました。
かなり、病み感が伝わってきますね。
でも、ただの病みキャラではなくストーリーがしっかりしているのは、くてこさんのクリエイターとしての力量だなと感じました。
個人的にはハサミと制服という組み合わせが好きです(笑)
ビジュアルに関しては黒制服ちゃんも完全に、くてこの好きを詰め込んだ見た目になっていて、どこかサイコパス味を感じさせる目とおへその見える少しセクシーな制服がチャームポイントです (笑)
現実世界と比べても遜色ないくらいまで磨きあげたい
くてこさんはNFTで目指している目標はありますか
くてこワールドの世界観・リアリティを現実世界と比べても遜色ないくらいまで磨きあげたいです。
どんどん洗練されて、「くてこワールド」が現実なのか仮想なのか曖昧になると、別の違う世界が見つけられそうです。
かなり、楽しみですね。
道筋をある程度の予想してる方に対する裏切り
今までの質問以外で伝えたいことはありますか?
裏設定として、創造と破壊も大事な要素として取り込んでいるのでショッキングな展開や刺激の強い作品もこれから出てくると思います。
ショッキングな展開や刺激の強い作品が創造と破壊という要素に対して、どのよう意味を持つのでしょうか。
これは世界にリアリティをもたせるために行う一つの表現です。
道筋をある程度の予想してる方に対する裏切りですね。
確かに現実世界では予想できない出来事が起こりますし、思いどおりになることはないですね。
この段階で、そこまで練り上げられている、「くてこワールド」の今後から目が離せないです。
今回は、たくさん興味深い話が聞けました。
まだまだお話していたいですが、お時間も迫ってきましたので最後に読者の方にコメントをお願いします。
記事を読んで、本当に『KUTEKO WORLD』に興味持ってくださった方、ショッキングな表現に耐性ある方のみ『くてこの廃墟』にご参加ください🙇♂️
くてこさん、ありがとうございました!
記事の最後に『くてこの廃墟』というDiscordコミュニティのリンクを貼っておきますので、興味がある方は参加しちゃってください!
「くてこ(Kuteko)」さんへのインタビューを終えて
企画をどんどん立ち上げ、新しいことにチャレンジしているくてこさん。
今回のインタビューが実現したのもくてこさんから『くてこの廃墟』へのお誘いがあったからです。
そんなパワフルかつ実行力の高さは何かを成し遂げる人の絶対条件だと思います。
クリエイターの枠だけに収まらない、くてこさんの今後の活動から目が離せません。
少しでも面白い・興味がある方はDiscordコミュニティ『くてこの廃墟』に参加してみてください。
『くてこワールド』のクリエイティブに参加できますよ!